中学生が学ぶ英語は、言うまでもなく「英語の基本」です。ここをおろそかにしてしまうとその先の英語力の伸びは期待できません。アダスの中学部の英語では、とにかく基礎を大切にします。

英語の場合、中１の夏までに学習することが特に重要と言われます。その時期までに確固たる英語の基礎力を身につけることを目標に指導することはもちろんですが、上の学年になっても常にどの部分でつまずいているのかを把握し、生徒一人ひとりに適した方法で基礎固めをしていきます。

このようにして出来上がった基礎があってこそ、より高度な英語が習得しやすくなるのです。基礎・基本の徹底が、アダスの中学レベルを超えた英語力養成へとつながります。

学校の定期テスト前には、豊富に用意された補習時間の中で、これまで培ってきた英語の基礎を確認します。単語・教科書本文・キーセンテンスなどの暗記＋問題演習で高得点を狙います。

「書く」…アダスの英語の授業の中心は「英作文」です。英文の中の空欄に単語を埋める問題を解くだけでは「英文」の構造をしっかりつかむことはできません。たえず授業中に手を動かし、英文全体を完成させることで文の作り方を身体に染み込ませます。

「読む」…アダスでは、中１の段階から英語の読み物を教材として使用します。英語で書かれた物語を読むことを通して、楽しみながら英語の文章に慣れていきます。早いうちから英語の文章に触れることで、長文読解に対する抵抗感をなくしてほしい、また「英語で物語が読める」というすばらしさも味わってもらいたいと思っています。

「聞く」…高校入試でも学校の定期テストでも英語検定でも「リスニング」（聞き取り）の力は不可欠です。アダスでは豊富な教材を使ってリスニングにも力を入れます。

「発音する」…アダスの授業では、声に出して英語を発音する機会が多くあります。その日に習った英文を声に出して読むことに加えて、上の「読む」の項でご紹介した読み物の音読も行います。また、小学部から学んできたフォニックスの知識も生かして、上手な発音を目指します。

アダスの英語のカリキュラムは、学校の教科書に出てくる文法の順番にとらわれず、どういう順番で教えれば英語の文法を効率よく、かつ生徒たちに納得して理解してもらえるかを考えて作られています。

この独自のカリキュラムで進むと、上級のクラスでは中２の段階で中学校の内容を勉強し終え、中３から高校レベルの学習を始めます。そして中３のうちに英検準２級合格を目指します。中１・中２の時からどんどん上の級に挑戦する生徒たちには無料で補習を行い、「合格したい」という熱意にとことん応えています。